最新の関係法令に則したアスベスト測定を実施します。
当センターには「建築物石綿含有建材調査者」が在籍しております。お気軽に御相談下さい。
アスベストとは?
アスベストは、天然の繊維状けい酸塩鉱物で、別名「石綿」とも呼ばれています。
優れた物理的・化学的性質により、これまで様々な用途で使われてきました。
■アスベストの性質
その一方で、劣化等で飛散したアスベスト繊維を肺に吸入することにより、 数十年の潜伏期間を経て、肺がんや中皮腫を起こす確率が高く、 アスベストが含まれている建築物等の解体等で、大きな問題を引き起こしています。
アスベスト調査の流れ
1)建材中のアスベスト含有量調査
建築物の解体に際して、アスベストが使用有無の確認は、事前に書面等を用いて調査を行い、不明なものについては現地調査を行います。
それでも、不明なものに関しては、分析を実施し含有の有無を確認する必要があります。
1.設計図書調査
設計図書をチェックし、アスベストを含有している建材を抽出します。
2.目視調査
設計図書との整合性、また設計図書では判断できない箇所などを現地で確認いたします。
3.採取・分析
アスベスト含有が不明な場合、試料を採取し分析を実施します。
分析対象:クリソタイル(白石綿)、アモサイト(茶石綿)、クロシドライト(青石綿)、
トレモライト(透角閃石綿)、アクチノライト(陽起石綿)、アンソフィライト(直閃石綿) 6成分。
2)空気中のアスベスト濃度測定
・建物内の空気管理のためのアスベスト調査
アスベストを含有している建物において、建材の劣化に伴うアスベスト粉塵の飛散の有無を確認します。
作業環境の一環として、定期的に空気中のアスベスト調査を行うことを推奨します。
・建物の改修・解体時のアスベスト調査
建物の改修・解体時に周辺へアスベストが飛散していないか確認します。
この調査は各自治体の条例等で規定されています。
工期・建物の使用状況を踏まえた測定計画が必要です。
*関係法令・規制